【わかりやすく解説】NLPとは?導入のメリットと学び方を紹介

NLPは、人間の脳や心の仕組みを理解する学問のことです。ビジネス上のコミュニケーションやメンタルコントロールに役立つため注目されています。とはいえ、NLPがわからなければ活用することは難しいものです。今回は、NLPをわかりやすく解説し、メリットや学び方について総合的に紹介します。


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【わかりやすく解説】NLPとは?成り立ちについて

まずは、NLPの成り立ちと概要を解説します。

心理学や言語学にプログラミングの概念を加えたもの

NLPとは、Neuro Linguistic Programing(ニューロ・リングイスティック・プログラミング)の略称であり、「神経言語プログラミング」と呼ばれ、セラピーやカウンセリング、コーチングなどを目的として生まれました。

NLPは、脳で自動的に言語化されるメカニズムをあらためて考える学問です。ふだん会話をするときは、脳内で自動的に言語化やコミュニケーションが行われ、会話をするために以下の要素が関連しています。

・N=神経(五感)
・L=言語
・P=思考、行動

たとえば、猫の写真を見たときに猫と認識していれば、写真を見ただけで猫だと判断できます。そして、言語化し会話の中で「猫」と言葉を発します。このように、さまざまな事柄や事象、心理、行動パターンなどの言語化プロセスをもちいて客観的に分析することがNLPです。

NLPの成り立ち

リチャード・パンドラー、ジョン・グリンダーが共同創始者として研究が始められたNLPは、3人の天才セラピストのスキルを研究、分析して生み出されたメソッドです。3人はそれぞれ異なるアプローチ方法でセラピーを行っていましたが、共通して高い成果を出していました。

【3人のセラピスト】
フリッツ・パールズ(ゲシュタルト療法)・・・ドイツのゲシュタルト心理学を心理療法に応用。
ミルトン・エリクソン(催眠療法家)・・・クライアントの悩みや問題を催眠療法によって解決。
バージニア・サティア(家族療法家)・・・心理療法家であり、家族療法の創始者。

また、研究の結果から、特に言葉遣い、接し方、無意識パターンを意識することが重要だということが判明しています。そして、天才セラピストのハイレベルなスキルを誰しもが習得可能なNLPへと落とし込んだのです。

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NLPを学ぶメリット

NLPはビジネスを成功に導くツールです。NLPを学ぶことで実際にどのようなメリットがあるのか、ビジネスシーンと照らし合わせながら確認してみてください。

自分自身や他者とのコミュニケーション能力向上

NLPを学ぶと、自分の考えや無意識化でパターン化された行動を言語化して認識できるようになります。なぜそう考えた(感じた)のか、自分は何をしたいと思っているのか、将来のビジョンなどが明確に理解できるでしょう。

さらに、セルフマネジメントや自己分析、コーチングを自分自身でできるようになります。セルフマネジメントができるようになると、表面化されていない能力を発揮できたり、目標達成する力を引き出せるようになったります。

また、NLPを学ぶと人間関係や信頼関係を構築するコツが理解できるようになります。たとえば、営業活動で相手との信頼関係を数分で築けるようになるなど、NLPを学ぶと以前よりもすんなりと営業活動ができるようになるでしょう。

NLPは自分自身だけではなく、部下の教育やマネジメントにも役立ちます。NLPを学べば効果的なコーチング方法や指導方法、メッセージの伝え方が身に付くだけでなく、周囲の人たちに影響を及ぼす存在に近づけるでしょう。

ストレス耐性が向上して安定したメンタルを保てるようになる

ビジネスシーンではストレスとなる機会が少なくありません。つい感情的になってしまい後悔することも。しかし、NLPを学ぶことで、感情的になるのを防ぐことができます。

「今感じているこの怒りは、自分の価値観を踏みにじられたからだ」

このように自分の感情を客観視し、自分の気持ちがどう反応したか冷静に観察できるようになります。つまり、心の葛藤や不安、トラウマといったネガティブ感情を一旦脇に置き、起こった事象をひとつの事実として捉えられるようになるのです。

仮に感情的になっても、原因を客観視できるため、短時間で軌道修正できるようになるでしょう。安定したメンタルを保てるようになるので、必要以上にだれかに叱責することなく、的確な指導やマネジメントができるようになります。

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NLPの学び方

NLPは実践的なスキルです。資格を取得するには、トレーナーから直接学ばなければなりません。オンラインでの受講ができないので、現状を踏まえてNLPを学びましょう。

NLPの活用法によっても学び方は変わりますが、基本的には基礎から段階的に身に付けていくことが大切です。そこでNLPの一般的な3つの資格コースを紹介します。

1.NLPプラクティショナー

NLPの基本となる考え方やスキルが学べます。自分自身に対して、NLPを使えるレベルです。

・費用目安:30万円前後
・学習期間:10日間

2.NLPマスタープラクティショナー

NLPプラクティショナーで学んだ内容の応用編です。上級レベルのスキルを習得でき、NLPを周囲の方に使えるレベルです。受講するには、NLPプラクティショナーの修了が必須条件です。

・費用目安:30万円前後
・学習期間:10日間

3.NLPトレーナー
NLP指導者として活躍できる講座です。指導者を目指す方以外にも、プレゼンテーション技術を磨くために参加する方もいます。

期間や料金は各団体によって異なるため、学びたい講座窓口で事前に確認してください。

3つの講座を紹介しましたが、講座によって費用や期間が異なる場合があります。しっかりと比較して受講する講座を選びましょう。

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心理学メソッドを導入するなら「東京・ビジネス・ラボラトリー」へ

NLPといった心理メソッドはコミュニケーション、プレゼン、交渉、パフォーマンスの最大化など、ビジネスシーンのあらゆる要素に影響を及ぼし、社員の「人間力」向上にも役立ちます。

とはいえ、「人間力」の向上は一朝一夕にはいきません。「人間力」をアップさせるためには、自分自身を知り「ネガティブな思い込み」を取り除くことが重要です。

東京・ビジネス・ラボラトリーでは、個人の状況に合わせた人間力アッププロセスの提供が可能です。

カウンセリングや研修など、ビジネスシーンに必要な心理学メソッドをロジカルに学ぶことができるため、サポートが必要な方はぜひ東京・ビジネス・ラボラトリーへお問い合わせください。

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まとめ

NLPは、ビジネスシーンで活躍する神経言語プログラミングです。NLPを学ぶことで、コミュニケーション能力の向上やストレスを跳ね返す安定したメンタルを得ることができます。

NLP講座であれば心理メソッドを体系的に学べますが、反面、学びたい部分をピンポイントで学ぶことが難しい場合もあります。社員の「人間性」」向上に課題を抱えている企業担当者には、東京・ビジネス・ラボラトリーで効率よく習得できる心理メソッドがおすすめです。